社長ブログ

2018.01.30

こんにちは。

 今年の冬は極寒という言葉をつぶやいてしまう程の日本列島ですが、皆さまお変わりございませんでしょうか?草津白根山の噴火や、都心部においては過去最強となる氷点下を記録するなど、地球を労わってあげないと、そのうち激怒するのではないかと心配してしまいます。私達建築業に携わる者として、環境破壊に歯止めをかけるべく真剣に取り組み、できることをひとつひとつこなしていきたいと思います。

 さて、キョーエイ・プライム㈱では、現在3件の耐震補強工事が進行中です。耐震事業を弊社の柱事業としている以上、阪神・淡路大震災の痛ましい惨状を風化させる訳にはまいりません。
今月の17日で23年が経ちました。「阪神・淡路大震災1.17のつどい」の遺族代表のスピーチを少しだけご紹介いたします。息子さんを亡くされたお父様のお話です。
 東京の学校に行かれている息子さんは、1月15日の成人式に出席するため神戸に帰省していました。成人式出席後に風邪で体調を崩し、父親の勧めもあって体調が良くなるまで実家で過ごすことにしました。
 そして運命の1月17日 震災が起こり犠牲となってしまわれたのです。
お父様はあれから23年経過した今も、つい昨日の事のように時が止まったままだとおっしゃっていました。あの時、無理にでも東京に帰していれば・・・
このようなお話しは良く耳にします。一寸先が見えない自然災害、『これも運命だ』『地震が来たらきたときのこと・・・』と簡単に済まされるでしょうか?今でもその後悔を抱え生きて行かなければならない遺族の皆様、どこにもぶつけられない怒りと苦しみを思うと、胸が苦しくなります。
 我々の耐震補強という取組みによって、木造住宅の耐震化率を100%に近づけることが出来るよう、技術の習得と防災意識の啓蒙を地道に続けてまいります。そうすることで、このような悲劇や苦しみに遭う方々が少しでも減らせるようになればと改めて決意した1.17でした。
 今後とも、皆さまのご理解とご支援を賜りますようによろしくお願い申し上げます

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