社長ブログ
2018.12.16
侮るなかれ”ブロック塀”
こんにちは、日本列島は、真冬並みの寒さの覆われていますが、あれだけ暑かった夏があってもちゃんと寒い冬が来るという日本の四季折々の変化を感慨深げにしているのは、わたしだけではないと思います。この寒さを楽しみたいと思います。
さて、先日、既存ブロック塀等の安全性についての研修会に参加してきました。我が国の建築物の敷地は、ブロック塀等で囲うことが多いのが特徴です。しかし、そのほとんどは、関連法令の設計基準に適合していないのが実情です。
大地震の発生のたびに、多数倒壊し、過去幾人かの死傷者を出し、今年の高槻の地震で小学校1年生の女児が命の落としたのは、記憶に新しいと思います。あらためてお悔やみを申し上げたいと思います。
私たち、建築に携わる者としては、①市街地の通行人がさらされている危険と②地震災害時の緊急車両等の通行を妨げる問題に向き合わないといけません。
今年は、弊社も多数のブロック塀改修工事を承りました。引き続き今後も、専門家として、ブロック塀の耐震診断と、改修設計・補強工事を‟安心して暮らせる社会づくり”のために積極的に取り組んで参る所存です。