2021.12.05
こんにちは、2021年もいよいよ、残すところ4週間余りとなりました。 年々、一年があっという間に過ぎ去ってしまうと感じるのはわたしだけでしょうか? 皆さまは、いかがお過ごしでしょうか? 最近、見聞きしました著名な方の提言の中に、日本人の”2つの恥”についての言及がありました。
妙に納得してしまいましたので、ご紹介します。
一つは、この50年間、G7先進国の中で、不動の最下位があります。労働時間です。
フランス、ドイツと比べると、年間500時間以上も働いているのに、成長率は半分という不名誉な現実です。
その理由は、タイトルにもあるように、働き過ぎて、人や本、お出かけから得られる刺激がないということ。その結果、アイディアがうまれないということのようです。
二つ目は、男女差別が世界121位というこれまた穴があったら入りたくなるような事実です。
サービス産業のユーザーは6~7割が女性といわれているそうです。めし、ふろ、ねるの“おっちゃんたち”(涙ぐましいほど働いているおっちゃんたちです)が、女性の気持ちを理解できずに、アイディアを出せないというところが、ここまで、日本の成長力を押し下げてしまっていることは、皮肉でもあり、悲劇に感じています。
ただし、“働き方改革”が叫ばれて久しいですが、アイディアの出せない労働時間の短縮は致命的になります。
アイディアと働く時間が、引き換え条件となれば、これからを担う若手にも、わたしたち、“ウサギ小屋の働き蜂”も、人との出会いを大切に、本を通じていろんな技術、価値観に触れ、出向いていくことでいろんな刺激を得て、これまでにない発想でアイディアを絞り出していきたいものだと、身を引き締めている2021年の暮れです。 平和で、住みよい日本に“陽はまた昇る”ことを信じて止まない一人として、真摯に受け止めておきたいと思います。 皆さまにおかれましても、やり残しのない年末を過ごされ、2022年が素晴らしい誇らしい一年になりますことお祈りしております。
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