社長ブログ

2022.05.22

”茶の道”は平和の道

”茶の道”は平和の道

こんにちは、まもなく梅雨入りの季節になりましたが、直前の穏やかな日が続いていて、心地よい週末ですよね。木々・草花の移ろいを楽しめるいい季節です。

 

さて、ロシア・ウクライナ戦争は本当にショッキングな世界情勢です。これが現代なのかと目を疑いたくなるニュースが日々入ってきて、心を痛めるだけでなく、ロシアと隣国の日本も、このまま”平和ボケ”で過ごしていけるかどうか不安な日々を過ごさざるを得ないです。

 隣国ロシアと言えば、この平和で穏やかな日本も富国強兵時代に戦争をした相手国です。さらに当時の清(現中国)とも戦争をしたことがあるとは、到底想像できないくらい私たちは、平和の恩恵にあやかっています。

なぜ、争い事が起きるのか?考えさせられます。思想・信条の違い、価値観の違いがあることは、はっきりしていますが、それを押し付けて自分の利益を優先するというところに争いの火種があるのかなと考えます。

~日本人らしさって~

相手を知って、解って、認めること、他人の”利”が自分の”利”につながるという考え方、もっと極めれば他人の”利”が自分の”喜び”に感じられる『人間力』を磨くことができれば、世の中は平和になるはずなんですが、人類の気の遠くなる歴史の中で、繰り返し繰り返しの争い事が消えない現実は、どう咀嚼してよいか嘆かわしいばかりです。

つまらないことや、いやなこと、煩わしいことが多い世の中で、”美しい”ことを見つけていくこと、”穏やか”で”やさしい”試みが『茶道』としての東洋精神文化とのことです。しかも、中国でうまれた茶の文化を衣食住、芸術、文学など、生活のほとんどに影響を与えて”茶道”という哲学にまで極めたのは、日本人ならではという評価があることはうれしいことです。この”お茶の道”に日本人らしさのヒントがあるように感じました。

”平和ボケ”を世界から揶揄されずに、この日本人としての感性が世界平和に活躍できるためには何ができるかをこの”有事”のときに考えてみたいと思います。

この、穏やかな週末に、”お茶”をいただき、お茶の文化の奥ゆかしさに思いを馳せて、

北朝鮮や、ロシアと仲良くする術を考えてみたいものです。

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