社長ブログ
2020.02.11
新ためて”仁”と”礼”
こんにちは、2月は逃げるといいますが、あっという間に11日です。ものすごい勢いで時間が経っていると感じているのは私だけでしょうか?
さて、はやり日本人は、戦国時代が好きなのか、今年の大河ドラマの「麒麟がくる」は真田幸村に継ぐ視聴率で歴代2位という人気ぶりのようです。大河ファン(やはり戦国時代)の私も、視聴率をあげている一人です。
なぜ、戦国時代が好きなのか?
戦国の世は、現代ではあり得ない人殺しが日常茶飯事で、ほんとにこんな時代が日本にあったの?っていうくらいギャップが激しくて、戦乱の世を鎮静させ、天下統一を果たしたのは誰でどんなプロセスがあったのか?
現代の民主主義で、自由が保障されていて平和に過ごせることに感謝を感じるには余りある激し過ぎる時代だから、
また、世が乱れ、覇権争いで、人間のエゴが剥き出しになる中で、各地域の英雄たちが群雄割拠し、金融、経済、生産性、情報、リーダーシップ、しくみづくりをどのようにして、熟すかで、下克上やら、弱肉強食の無秩序を克服し、安寧な世にしていくところが好きなのかも知れないです。
そんな、歴史のロマンに駆られている最中、西欧の絵画の文化に触れてきました。天才的で、異端児、破天荒なカラヴァッジョの短い半生(38歳で死去)と、戦国の風雲児 織田信長の人間50年(48歳で死去)の半生との共通項を探してしまいました。
同じ時代に処変われど、時代を変えていく生き方は参考にしたくなります。
かたやルネサンスからバロックへ、一方、封建から近世へ。
現代もIT革命や、通信革命といった時代の変革期の真っただ中に生きています。織田信長の重臣として天下布武を支えた明智光秀の価値観は、「四書五経」などから学んだ儒学の精神だったと言われています。
もう一度、孔子の理念、“仁”と“礼”の意味を勉強しなおして、謀反して、三日天下ではだめですが、変革の潮流をしっかりと意識して、舵取りを誤らないように、荒波を乗り越えていかないといけないことを教えてもらえるドラマだと思います。
是非、皆さん、ご覧いただきご一緒に感想を述べ合いたいものです。
いつも、ご覧くださり、ありがとうございます。
2019.12.22
‟変化と進化”
こんにちは、まもなく、2019年が、幕を閉じようとしています。今年を振り返りますと、変化の多い一年だったように思います。社内の変化は、このあと、12/31に向けて、振り返りをしっかりとしようと思いますが、この年の瀬に周りを見渡しますと、景色が次から次へと変化していっています。
弊社の迎え(秋篠川を挟んで)の造園業者さんは、従業員の高齢化の関係で近くの住宅街へ移転し、今は新築住宅地に変身しています。その隣のガソリンスタンドは、セルフ化の工事のため、想像を超える解体の真っ最中。弊社に隣接する道路舗装会社は、年内の撤退予定で、倉庫、物置の解体を重機を使って解体中です。
弊社も、スタッフ車両駐車スペースと廃棄物の一時保管の方法に激しい影響を受けております。環境の変化に順応する力が試されているように感じています。
‟平成怪物”と言われた松坂大輔投手は、20年前、150キロ超を連発させ、国民的英雄に登りつめました。肩の痛みや年齢的な影響もあり、超剛速球投手から今後は、「変化球投手」へ‟モデルチェンジ”するとのことです。14年ぶりに古巣西部ライオンズに戻って、日米通算200勝というプロ野球選手の勲章へ向けて最後の力を振り絞ることになるようです。
驚きなのは、泣く子も黙る剛速球をぶんぶん投げ続けている全盛期に、当時の西部ライオンズ東尾監督は、『いずれくる変化に対応できるように、変化球も練習しておくように・・・』と助言されていたそうです。
助言した東尾監督もすごいですが、それを素直に受け入れて現在では、カットボール、カーブ、ツーシーム、チェンジアップ、スライダーといくつもの球種を操り、あきらめない心で、新しい環境の変化に順応できるように、10数年も前から準備をしていたことが何よりもすごいです。
弊社は現在、皆さまの応援、ご支援のお陰で、設立以来、順調に業績を伸ばしております。この年の瀬の周りの風景(変化)を感慨深く見渡しながら、10数年後の環境の変化をしっかりと見据え、今できることを着実にすると共に、わたしたちが生き残っていくための術を同時に備えていかないといけないと感じさせられる2019年‟年の瀬”を過ごしております。
末永く、皆さまのご期待にお応えできますように、より一層の精進を重ねて参ります。引き続き、ご支援いただきます
ようにお願い申し上げます。
2019.10.14
“平穏に対するありがたみ”
おはようございます。本日は、体育の日→『スポーツの日』(まもなく改称)で、全国あちらこちらで、運動会が開催されていることを想像すると、朗らかな気分になりますが、このどんよりとした天気の下で、懸命な捜索をされている方々や、復旧に尽力をされておられる方々のことを想うと、いたたまれない想いになります。
今回の台風19号で被災された方々には、あらためて、お悔やみを申し上げるとともに、一日でも早い救出、復興と、平穏な生活が戻りますことを心よりお祈りいたします。
昨今、観測史上初とか、経験したことがないとか、良く耳にしますが、これだけ科学が進化して、台風の大きさ、進路、風速まで、事細かに予測する技術が発達しましたが、それにともなう被害想定がまだまだ、想定外というところは否めないように感じます。“想定外”という言葉は、確か、一昔前にIT企業の半成功者が連呼していた記憶がありますが、裏返して言えば『想像力の欠如』という捉え方もあります。頭のいい人、そうでない人も一生懸命、想像力を逞しくして、情報交換、意識を高めて、「こうなったら、こうなるのでは・・・」と常に、最悪を想定しながら、リスク管理する必要があると、考えさせられました。
弊社のすぐ北側を流れる秋篠川の流れもこの曇天の下、穏やかではありますが、いつ何どき、猛威を振るうか、想像力を逞しくして、命をまもる行動と事業継続できる危機管理をしていく決意を固めているところです。
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。