社長ブログ

2020.04.29

見えない敵、いつ来るかわからない敵

こんばんは、大型連休がスタートしました。こんな光景は今だかつて見たことがないほど、不思議な感覚と、日本人の律儀さを感じました。見えない敵と国民が一丸となって戦っているという神妙さとは裏腹に、この状態が続けば、計り知れない経済の停滞で日本は持ちこたえることができるのだろうかという底知れない不安が入り混じってしまったのは事実です。

弊社は、ライフラインに関係する業種とうこともあって、休業要請には該当しません。3密の心配のあるお仕事は、先送りにさせてただきながら、3密を避けられるお仕事をお施主様とご相談しながら進めさせていただいております。

 その中でも人と人の接触を最低7割、極力8割を日本国民の一員として、数値目標を達成できるように、手洗い、うがいの徹底、咳エチケットの励行、当然マスクの着用、3密を避け、ディスタンスをしっかりと確保し、うつらない、うつさないに全神経を集中させております。

 このコロナショックの最中、この瞬間も南海トラフ地震が起こる可能性が刻々と上がって行っております。経済の崩壊、擁壁の崩壊をわたしたちの微力で少しでも持ちこたえることができれば本望です。

 与えられた条件の中で、総合的な安全・安心を引き上げられるように最前線の職人たちと共に立ち向かっていきます。

 弊社の方針にご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

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2020.03.08

‟傲岸不遜”

こんにちは、新型コロナウイルスの感染拡大が大きく報道され、事態の長期化も見込まれ景気への影響も心配されるところですが、想像力を逞しくして、できることやるべきことをしっかりと果たしながら、この危機を乗り越えていきたいと思います。

 まもなく、3.11東日本大震災から9年になります。映画でも見たことのない悍ましい映像。思い出しましたが、9.11NY貿易センタービルへの旅客機撃墜、あの時も目を疑いたくなるような光景で、どれもこれも想像だにできなかったことばかりです。

 冒頭、想像力を逞しくと軽々しく使ってしまいましたが、想像するためには、たくさんの知識、経験とアンテナを張り巡らす受信力が必要です。

 さらに、危機的状況に陥ったことを想定して、どのように行動するかを計画することが企業にはもとめられる時代ですが、プランするだけではなく、それが、実際に機能するように準備して訓練されているところまでが求められています。

 弊社も災害に対する意識を高めて、防災に強い地域になるために企業として一翼を担いたいと志していますが、基本となる‟想像力”を備える必要があります。

 たしか、ホリエモンが流行語大賞を受賞した‟想定外”は、想像力の欠如で多くの災いをもたらした記憶があります。

 簡単なことではありませんが、この‟想像力を逞しくして”見えない敵に負けないように、景気の失速を食い止める努力をしていきたいと思います。こんな時こそ、『想定内です。・・・』と傲岸不遜に語りたいものです。

 経験したことのない緊急事態ですが、風邪や季節性のインフルエンザ同様にお一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に全員で努めていくように力を合わせていきたいと思います。

 いつも、ご覧いただきありがとうございます。

2020.02.11

新ためて”仁”と”礼”

こんにちは、2月は逃げるといいますが、あっという間に11日です。ものすごい勢いで時間が経っていると感じているのは私だけでしょうか?

 さて、はやり日本人は、戦国時代が好きなのか、今年の大河ドラマの「麒麟がくる」は真田幸村に継ぐ視聴率で歴代2位という人気ぶりのようです。大河ファン(やはり戦国時代)の私も、視聴率をあげている一人です。

 なぜ、戦国時代が好きなのか?

戦国の世は、現代ではあり得ない人殺しが日常茶飯事で、ほんとにこんな時代が日本にあったの?っていうくらいギャップが激しくて、戦乱の世を鎮静させ、天下統一を果たしたのは誰でどんなプロセスがあったのか?
 現代の民主主義で、自由が保障されていて平和に過ごせることに感謝を感じるには余りある激し過ぎる時代だから、

 また、世が乱れ、覇権争いで、人間のエゴが剥き出しになる中で、各地域の英雄たちが群雄割拠し、金融、経済、生産性、情報、リーダーシップ、しくみづくりをどのようにして、熟すかで、下克上やら、弱肉強食の無秩序を克服し、安寧な世にしていくところが好きなのかも知れないです。

 そんな、歴史のロマンに駆られている最中、西欧の絵画の文化に触れてきました。天才的で、異端児、破天荒なカラヴァッジョの短い半生(38歳で死去)と、戦国の風雲児 織田信長の人間50年(48歳で死去)の半生との共通項を探してしまいました。

 同じ時代に処変われど、時代を変えていく生き方は参考にしたくなります。

かたやルネサンスからバロックへ、一方、封建から近世へ。
 現代もIT革命や、通信革命といった時代の変革期の真っただ中に生きています。織田信長の重臣として天下布武を支えた明智光秀の価値観は、「四書五経」などから学んだ儒学の精神だったと言われています。

 もう一度、孔子の理念、“仁”と“礼”の意味を勉強しなおして、謀反して、三日天下ではだめですが、変革の潮流をしっかりと意識して、舵取りを誤らないように、荒波を乗り越えていかないといけないことを教えてもらえるドラマだと思います。
 是非、皆さん、ご覧いただきご一緒に感想を述べ合いたいものです。
いつも、ご覧くださり、ありがとうございます。

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