スタッフブログ

2020年06月

2020.06.29

福祉住環境整備工事

こんにちは、営業現場管理のNです。

今回のコロナウイルスの感染拡大に伴い、建築業界も多方面から大きな影響があり、日々の業務も大きく変わり、感染予防に全力で取り組みながら毎日の業務をこなしております。

さて、今回ご紹介させて頂く工事は、介護保険を使用した福祉住環境整備工事です。

介護保険における住宅改修に対して、実際の住宅改修費の9割相当額が償還払いで支給されます。

支給額には上限があり、上限20万円(うち1~3割(世帯収入によって変わる)個人負担)、1割負担の方は18万円が上限となります。

例えば約30万円の住宅改修工事に介護保険申請をして、保険適用となれば、上限の18万円(1割負担の場合)が支給されます。

逆に、10万円の費用の住宅改修工事であれば、9万円(1割負担の場合)が支給され、残りの10万はまた別の機会に申請することが可能です。

※支給限度基準額20万円は要支援、要介護区分にかかわらず定額

※ひとり生涯20万円までの支給ですが、要介護区分が3段階上昇、または転居した場合は再度20万円までの支給限度基準額が設定されます

適用となる住宅改修工事は主に

(1)手すり設置

(2)段差解消

(3)滑り防止、移動の円滑化等の為の床または通路面の材料変更

(4)引戸等への扉の取替

(5)洋式便器等への便器交換

などです。

弊社にご用命頂けたら、事前申請→工事→完成後の申告、すべてさせて頂けます。

コロナウイルスが猛威を振るう中、不要不急が合言葉のように叫ばれています、ですが、介護が必要な方にとって、これらの住宅改修工事はとても重要な必要工事だと思います。

今後も感染予防を徹底しながら業務に励みたいと思います。

渡邊邸 中山町西 介護保険工事 完工_200610_0005
01

門扉から玄関扉までの動線にある階段に手すりを新設しました。

渡邉邸 中山町西 介護保険工事完工_200611_0001
02

玄関に歩行補助手すりを新設しました。

2020.06.02

あけてびっくり

増改築をしていると、予想しているより、すごいことがあります。

工事に取り掛かって、一階部分の天井がおかしいなぁ?と…。

予定外ですが、天井をめくってのぞいてみると、びっくり!

何と2階の大部分が乗っかってきている丸太梁の仕口が、以前の雨漏りで傷んでしまっていて、ほぼ外れかかっているではありませんか!

もし今、大きな地震でも来ていたら大変なことになっていたかも!?

すぐに床をめくって基礎を作って、柱を新設、ばっちり補強してお客様もひと安心。スタッフもひと安心。

とても喜んでいただけました。

その後、ついでに2階の屋根裏に入って雨漏りがないかを調べていると、またもびっくり!

大工の技術の方ではかなり高度な丸太梁を、建物に対して45度に組んでいました。

その丸太梁が家の四隅すべてに入っていました。

それによって、屋根面が家の揺れにすごく強くなっているんです。

でも、その梁の長さを出すには曲尺(さしがね)の裏目の√2を用いて出さなくてはならない、匠の技でした。

建てられた大工さんに敬意です。

このままでは大変なことに…

早速、補強工事です

これで一安心!

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